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北海道へ行くフェリーの中での過ごし方

フェリー

北海道ツーリングは、多くのライダーにとって憧れの聖地ですよね。日本縦断を目指す私にとっても、北の大地へ上陸する瞬間は特別なものがあります。しかし、北海道へ行くためには避けて通れないのが長時間のフェリー移動です。最初は手持ち無沙汰にならないか不安でしたが、今ではこの船旅こそがツーリングの醍醐味だと感じるようになりました。今回は、女子ソロライダーの視点から、フェリー内での快適な過ごし方についてお話しします。

乗船前に済ませておきたい準備と持ち込みのコツ

フェリーでの旅を快適にするためには、乗船前の準備がすべてと言っても過言ではありません。まず覚えておきたいのは、一度バイクを車両甲板に停めて客室へ上がってしまうと、目的地に到着するまでバイクの場所には戻れないということです。そのため、船内で使う荷物はあらかじめ一つのバッグにまとめておきましょう。

荷物の中身は、着替えや洗面用具はもちろんですが、意外と忘れがちなのがサンダルやスリッパです。船内ではライディングブーツを脱いでリラックスしたいので、歩きやすい履き物があると快適さが格段に変わります。また、船内の売店やレストランは営業時間が限られていることも多いため、お気に入りの飲み物やちょっとしたお菓子をコンビニで買っておくのがおすすめです。

バイクの固定作業はスタッフの方が丁寧に行ってくれますが、ヘルメットやグローブなどの小物は自分で管理する必要があります。シートの上に置いておくだけだと、万が一の揺れで転がってしまう心配があるため、私はいつもネットで固定するか、客室へ持ち込むようにしています。こうした細かな配慮が、安心して船旅を楽しむための第一歩になります。

船内でのリラックスタイムと女子旅ならではの楽しみ

船の中での時間は、日常の喧騒から離れて自分をリセットできる貴重なひとときです。私がフェリーに乗ってまず向かうのは、展望大浴場です。広いお風呂に浸かりながら、窓の外に広がる水平線を眺める時間は、これまでの走行で溜まった疲れを癒やしてくれます。船の揺れに合わせてお湯がゆらゆらと動く感覚は、フェリーならではの不思議な体験です。

お風呂上がりには、デッキに出て海風を感じるのもいいでしょう。特に夕暮れ時や夜の静かな海は、ソロツーリング中だからこそ深く心に刻まれる景色となります。スマートフォンが圏外になる区間も多いですが、あえてデジタルから離れて、これからの走行ルートを再確認したり、日記をつけたりするのも贅沢な過ごし方です。

また、女子ソロ旅として気になるのが船内でのスキンケアやヘアケアです。船内の洗面台は共有スペースであることが多いため、手早く済ませられるオールインワンの保湿アイテムや、ドライヤーの時間を短縮できる吸水性の高いタオルがあると便利です。時間に余裕がある船旅だからこそ、普段より少し丁寧にセルフケアをすることで、翌日からのツーリングに向けたモチベーションも高まります。

下船の準備と北の大地へ向けた心の整え方

目的地が近づき、船内放送で車両甲板への案内が始まると、いよいよ北海道上陸への期待感が高まってきます。ここで慌てないように、荷物のパッキングは余裕を持って済ませておきましょう。忘れ物がないか客室をチェックし、ヘルメットを手に取ると、ライダーとしてのスイッチが再び入るのを感じます。

車両甲板へ降りると、そこには多くのバイクが並び、独特の緊張感と高揚感が漂っています。固定されていたベルトが外され、エンジンをかける準備をする時間は、何度経験してもワクワクするものです。ただ、下船直後は路面が滑りやすかったり、慣れない土地での運転になったりするため、はやる気持ちを抑えて冷静になることが大切です。

北海道の道は広くて走りやすいですが、その分スピードが出すぎてしまう傾向があります。フェリーを降りて最初の数キロは、バイクの調子や周囲の状況を確認しながら、ゆっくりと北の大地の空気に慣れていくようにしましょう。しっかりと船内で休息を取ったおかげで、クリアな頭でスタートを切れるはずです。安全運転を心がけながら、最高のツーリングの幕開けを楽しんでください。

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