道央といえば襟裳岬
北海道は、ツーリングに適したルートがたくさんある地域です。
本州と比較すると公道も広いところが多いので、バイクに乗り始めたばかりの女性ライダーでも気軽に出かけられるツーリングスポットが多いのが特徴です。
北海道とひとくちに言っても大変広く、南端から最北端の稚内まではなんと630kmもの距離があります。
「道東」「道北」「道南」「道央」と大きく4つに分けられるエリアの中でも、特におすすめなのは道央エリアです。
道央は北海道の約30％の面積を占めており、内陸部や日本海側では雪が多く降ることで知られていますので、道央をツーリングで回るなら初夏か夏が理想的です。
道央には数々の魅力あるツーリングルートがあるのですが、その中でも特に人気なのが襟裳岬周辺です。
襟裳岬は北海道の背骨とも呼ばれる日高山脈の南の端にあり、道道34号線からアクセスすることができます。
襟裳岬からの光景はまさに絶景としか言いようがなく、何度も訪れてみたい気分になります。
支笏湖畔周辺
支笏湖畔周辺も自然が豊かで、ツーリングにはぴったりの地域です。
支笏湖に行くには札幌からスタートして、洞爺湖からアクセスするのが便利です。
途中には定山渓（じょうざんけい）や「蝦夷富士」の別名で有名な羊蹄山（ようていざん）などのツーリングポイントがあり、雄大な景色を堪能することができます。
洞爺湖まで行くと、1946年創業の「望羊蹄」という有名なレストランがありますので、ここでランチを食べるのも楽しいものです。
小さな喫茶店としてスタートした望羊蹄には裏山の白樺で作った椅子やテーブルなどがあり、歴史を感じさせます。
オニオングラタンスープやハンバーグステーキ、ポークチャップなどは特に人気で、お値段もリーズナブルです。
和食メニューのイクラ丼もリピートしたくなるおいしさなので、予約してから行くことをおすすめします。
サラブレッド銀座もおすすめ
道道209号線からアクセスするサラブレッド銀座周辺も、のんびりと走るには最適のルートです。
サラブレッドが放牧されている牧場が8kmもの道程に点在しており、209号線入り口の駐車場からは素晴らしい景色を満喫することができます。
競走馬がたくさんいて、伸び伸びと走る姿を見ることができるのもサラブレッド銀座ならではの特典です。
乗馬が初めての人でもOKの体験林間コースなども用意されており、馬に慣れ親しんで日頃のストレスを癒やすにはぴったりの場所です。
サラブレッド銀座沿いにはクオリティの高いイタリアンレストラン「リストランテ アンジェロ」もあり、「アサリとカニの香草ソースパスタ」や「鮮魚と小エビのソテー アンチョビバターソース」などの人気メニューが揃っています。
