国道4号とは
国道4号線というのは、東京都中央区から青森県青森市までを走る道路で、言ってみれば日本の大動脈のひとつです。
国道4号が制定されたのは1952年のことですが、原型はすでに江戸時代に整備されており、「奥州街道」として1885年に制定されています。
日本の中では陸上区間最長の国道で、国道1号や20号、6号など数多くの国道と接続しており、利用者が非常に多いのが特徴です。
全長は約839kmで道の駅も多いので、ライダーにとっては利用しやすい道路の一つと言っていいでしょう。
高速道路と違って高速料金がかからず、しかも夜間はかなり空いている区間が多いので、ロングツーリングに出かける人にはおすすめのルートです。
国道4号沿いにある道の駅
国道4号沿いにある道の駅の中でも特におすすめなのは、栃木県那須郡にある「那須高原 友愛の森」です。
那須高原の入口、標高約470mのところに位置する道の駅である那須高原 友愛の森は、直売所や物産センター、レストランがあるだけではなくて、工芸館やギャラリーストリートも併設されています。
ギャラリーストリートでは月ごとにテーマを変えた展示が開催されており、ツーリングの休憩がてらほっと一息つくことができるようになっています。
食事処「なすとらん」は新鮮な野菜やおいしいコシヒカリ、那須和牛などといった食材をふんだんに使った料理を提供しており、ライダーの間でも人気があります。
なすとらんのメニューの中でも特に人気の高い「那須和牛 ステーキ丼」は、2,600円と道の駅にしてはちょっとお高めですが、食べてみれば納得のいく美味しさです。
那須ブランド和牛とコクのある特性ダレ、そして野菜の旨味の組み合わせが絶妙で、一度食べたらリピートしたくなるに違いありません。
1日15食限定の「那須の内弁当」は九尾の狐にあやかったヘルシーなメニューで、ハトムギや押し麦が入ったハンバーグが美味しいと好評です。
那須高原は夏でも気温が2〜3℃低めなので、避暑も兼ねてツーリングに行くのもいいかもしれませんね。
友愛の森では車中泊をすることもできるので、普段はバイクでのツーリングが趣味の人も、車で行ってみるのも楽しいかもしれません。
国道4号は道路状況を確認しながら行くのがおすすめ
国道4号は多数の県にまたがっており、バイパスも多く渋滞や事故があることも多いので、前もって道路状況を確認していくのがおすすめです。
「日本道路交通情報センター」または「Yahoo!道路交通情報」のWebサイトでは、通行止めになっている区間や事故の発生状況などがすぐに分かるようになっています。
ライブカメラも随所に設置されているので、必要に応じてチェックしながらツーリングをすると良いでしょう。