磐梯吾妻スカイライン
東北には、魅力のあるツーリングスポットがたくさんあります。
その中でも一度は走ってみたい絶景ロードのひとつが、「磐梯吾妻スカイライン」です。
福島県にある磐梯吾妻スカイラインは猪苗代地方を走る山岳道路で、荒々しくしかも美しい景色が続きます。
全長は約29km、「日本の道100選」にも選ばれており、平均標高が1350mのパノラマコースで、標高1600m付近にある浄土平は特にライダーたちのお気に入りスポットです。
磐梯吾妻スカイライン周辺には磐梯山ゴールドラインや西吾妻スカイバレー、磐梯吾妻レークラインなどもあり、組み合わせて走ればさまざまな景色が楽しめます。
磐梯吾妻スカイラインは冬期は通行止めになりますので、あらかじめ天候やスケジュールをチェックしてから出かけることをおすすめします。
八幡平アスピーテライン
同じく山岳道路として有名な八幡平アスピーテラインは、岩手県と秋田県の県境を通っており、両脇に積もった雪景色を眺めながら走ることができる「雪の回廊ルート」でも有名です。
岩手県八幡平御在所地区と秋田県のトロコ温泉を結ぶアスピーテラインは、開通当初は有料でしたが、今では無料で通ることができます。
磐梯吾妻スカイラインと同じく11月中旬から4月にかけては通行止めとなりますので、訪れる時期には注意しましょう。
八幡平アスピーテライン周辺にはツーリングに最適の食事処がいくつもあり、気軽に立ち寄ることができます。
特に「安比丸（あっぴまる）大食堂」はキノコ料理が美味しいことで知られています。
その日に採れたキノコの種類によってメニューが変わり、本しめじそばやならたけそばがおすすめです。
キノコは天然ものなので、スーパーで売っているものとは比べ物にならない香りの良さが印象的です。
安比高原牧場の「テラスカフェバニラ」も、ちょっと休憩するにはおすすめの場所です。
美しいカフェガーデンではコーヒーや紅茶の他にソフトクリームや軽食も食べることができます。
蔵王エコーライン
蔵王エコーラインも景色がとてもきれいな山岳道路で、走りやすいのが特徴です。
新緑の季節も美しいのですが、特におすすめなのは紅葉の時期です。
蔵王エコーラインは宮城県と山形県をまたがって走っており、県境では蔵王山の御釜を見学することができます。
ちなみに、蔵王エコーラインの近くにある蔵王ハイラインは有料道路ですが、美しい景色は格別です。
この辺りは蔵王の樹氷が見れる場所でもあります。
蔵王エコーライン自体は通行料は無料で、アクセスは東北道白石ICからR457を経由して遠刈田（とおがった）温泉方面に向かうのが便利です。
遠刈田温泉は宿泊にもおすすめで、近くには蔵王酪農センターチーズ工場などもあります。
