免許を取って、バイクにも乗り慣れてきたら少し遠くへツーリングしたいと思うのではないでしょうか。しかし、ツーリングへ出かけて立ちごけしてしまったり、急にエンジンのかかりが悪くなったりと思わぬトラブルにあってしまうかもしれません。ソロツーリングの場合、ある程度、自分で対処できなくてはいけません。
ツーリング前に点検をしておこう
ツーリング前には自分でバイクの状態を点検しておきましょう。出発直前に問題があったとならないように、できたら出発する前日までに見ておきたいところ。
タイヤ
タイヤ内の空気は抜けていくものなので空気圧は月に1回はチェックしておきましょう。空気圧は車体に記載されているので、その指示に従って空気圧を調整してください。タイヤが温まっている状態だと、タイヤ内の空気も膨張するので、走行前にチェックしておくこと。
タイヤの溝もチェックしておきます。タイヤの溝には摩耗していくとスリップサインが出てくるので、そうなっていたらアウトです。走ったら整備不良になるので注意しましょう。
チェーン
面倒だからと後回しになりがちなチェーン。錆びたり、汚れたりしていませんか?チェーンは走りで重要なパーツなので、雨天走行後のクリーニングやグリスアップを忘れないように。
ツーリング前の点検でもグリスアップしておきましょう。
持っていくとよい工具
山道や遠距離へいく場合、バイクの調子が悪くなった場合を想定して簡単な工具や道具を持っていくといいでしょう。
- 差し替え式ドライバー
- コンビレンチ(8mm、10mm、12mm)
- コンビレンチと同じサイズのソケットとラチェット
- プラグソケット
- ビニールテープ
- カッター
- ウェットティッシュ
さらに予備のレバーとステップを持っていくのもいいでしょう。コケてすりむくこともあるので、絆創膏やガーゼもあると安心です。
だいたい、これだけ持っていけば大抵のことは対処できるでしょう。
ロードサービスに加入しておく
自分ではどうしようもない場合、ロードサービスやバイク屋さんを呼ぶことになると思うので、事前にロードサービスに加入しておくといいでしょう。
ロードサービスの主な出勤理由がバッテリーの過放電、タイヤのパンク、キーの閉じこみという順番です。日帰りのツーリングならバッテリー上がりはないと思いますが、タイヤのパンクはありえます。街中ならバイクを押して近くのバイク屋さんやガソリンスタンドによることもできますが、山道になるとそうはいきませんよね。自分は大丈夫と思わずいざという時を想定しておきましょう。