走っただけで終わるのはよくあること
ソロツーリングは他の人のスケジュールに合わせなくていいため、ひたすら気の向くままに自由に走れるというメリットがあります。
ところが、ライダーの中には目的のルートをひたすら走るだけで、ろくに観光もせずに家に戻ってきてしまう人もかなり多いものですよね。
走りそのものが好きというのはライダーに共通している点ですが、せっかくの休日を利用してツーリングに出かけるのですから、あちこちを観光して楽しい思い出をたくさん残すのも悪くありません。
「走っただけで終わってしまった」ということにならないように、ツーリングの計画を立てる時は距離をあまり欲張らないようにすることが大切です。
走るルートの距離数から計算して計画を立てるだけではなくて、観光する場所もスケジュールの中に入れておくようにするのが、ツーリングを楽しむコツです。
こうすれば、わずか20km前後の観光ルートでも、丸1日かけて思う存分楽しむことができます。
温泉をツーリングに組み込むのもおすすめ
観光といっても、ただバイクを停めて写真を撮るだけではつまらないというのであれば、温泉をツーリングに組み込んでしまうのもいいアイディアです。
日帰り温泉でのんびりするのもいいし、何泊かする予定なら、温泉宿に泊まって日ごろのストレスをゆっくりと解消するのも悪くありません。
晩秋や冬場のツーリングなら、バイクで冷え切った体を芯から温めることもできます。
ツーリングでは自分で思っているよりも体力を消耗しますし、体も凝っているので、温泉に入って体をほぐすのは最高の体験になってくれます。
関東でおすすめの温泉地
関東でおすすめの温泉地としては、埼玉県児玉郡の「湯郷 白寿の湯」が人気です。
白寿の湯は鉄分の多い赤褐色のお湯で、露天風呂が2つと内風呂が2つあります。
1階には休憩できるくつろぎの空間があり、ハンモックやソファーでのんびりとすることができます。
食事処「寝かせ玄米®と糀料理 俵や」では発酵食品を中心とした体に優しい料理を提供していますので、デトックスも兼ねて休日はここで過ごすのも悪くありません。
ただし、白寿の湯には宿泊施設はありません。
埼玉県上尾市にある「天然温泉 花咲の湯」も、1日ツーリングで行くには最適の場所です。
露天風呂の美しさはさることながら、岩盤浴やリラクゼーションのメニューも豊富で、しかも一流ホテルのスパよりも格安の料金で利用することができます。
「烈の部屋」では、富士山から直送された溶岩石を熱して放出される豊富な遠赤外線が楽しめます。
また、「華の部屋」の床一面に敷き詰められたトルマリン鉱石とヒマラヤ産岩塩も見事です。
レストランでは石焼きナシゴレンセットや鉄板ミーゴレンセットなどの他に、十割そばなども賞味することができます。