ソロなのでバイクの写真ばかりになりがち
ツーリングの楽しみのひとつは、きれいな写真を撮ることです。
ツーリングに行った先の写真を撮って、FacebookやInstagramなどのSNSに掲載するのが大好きというライダーは多いのではないでしょうか。
ソロでツーリングにいくと、一人なのでどうしてもバイクの写真ばかりを撮ってしまいがちですよね。
カメラに慣れている人は、ソロツーリングで行っても自分が走っているシーンを撮影してSNSに載せていることがあります。
一眼レフを使ってインターバル機能を利用すれば、自分が走っている写真を撮ることも不可能ではありません。
この場合もちろん三脚も持参することがポイントです。
「憧れのツーリング先で自分が走っている姿を写真に撮りたい!」と思い立ったら、まずは近くの公園などで練習してみて、写真が上手く撮れるようなアングルやタイミングをつかんでからツーリングに出かけるのがおすすめです。
映える撮影方法
バイクだけの写真でも、いろいろと映える撮影方法がありますので、研究するのも面白いものです。
インスタ映えするような撮影スポットに到着したら、アングルを変えてみて、一番バイクがかっこよく映るような場所を見つけましょう。
必要であれば、バイクの向きを少しずつ変えてベストポジションを探します。
数年に一度しか行かないようなツーリングスポットであれば、一枚の写真を撮るのに時間をかけてあくせくするのもまた楽しいものです。
写真全体の構図についてもいくつかの決まったパターンがありますので、覚えておいて実地で試してみるといいでしょう。
バイクの写真を撮るのによく使われる構図としては、「日の丸構図」「放射線構図」「2分割法」「3分割法」などがあります。
いずれも基本さえしっかり押さえておけば、素人でもかなりきれいな写真が撮れるのでおすすめです。
まず日の丸構図というのは、バイクが日の丸の旗のように中心部に位置されている構図です。
視点が中央部にあるバイクに集中され、わかりやすい説得力のある写真が撮れます。
放射線構図は駐輪場にバイクを停めたときなどによく使われるもので、写真上のある一点から放射状に対象物をおさめて撮影します。
いかにも記念撮影写真という感じではなくて、おしゃれな感じに仕上がるのが放射線構図のメリットです。
上下、あるいは左右で写真を2分割し、パイプは左右のどちらかに寄せて撮影することで写真にストーリー性が生まれます。
特に夜景などと合わせて2分割構図の写真を撮ると雰囲気のある写真が出来上がりますので、ぜひやってみてください。
ピントの合わせ方によっても写真のイメージは大きく違ってきますので、背景をぼかしてバイクだけをクッキリと見せるテクニックなどを身につけましょう。