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臭いが気になる前にヘルメットを洗う

ライディング中は想像以上に汗をかきやすい

バイク走行中には、ライダーはヘルメットを着用します。
ヘルメットはライダーの命を守るという大きな役割があるだけでなく、走行中に飛んでくる虫アタック対策の面でも活躍してくれるアイテムですよね。

バイクのライダー向けに販売されているヘルメットには、さまざまな種類があります。
安全性や機能を考慮してフルフェイスのヘルメットを選ぶ人も多いのですが、実際に着用してみるとヘルメットの中はかなり蒸し暑くなってしまいますよね。
ライダーにとっては、ヘルメットをかぶることは汗をかきやすいことでもあるのです。

ヘルメット着用中にかいた汗は、ヘルメット内部に搭載されている樹脂や布地に吸収され、そこから雑菌が繁殖してニオイの原因となってしまいます。
放置してもニオイを消すことはできませんから、ヘルメットのニオイ対策として、やはり定期的なお手入れが必要です。

ヘルメットはどのように洗う?

ヘルメットは、ライダー自身がDIYで洗えますよ。
ただし、ヘルメットをそのまま洗濯機に入れて洗うことはできません。
洗う際には、取り外せるアクセサリーは取り外したうえで、それぞれの素材に適したお手入れをするのがおすすめです。

ヘルメットを大きく分けると、外装部分、内装部分、そしてシールドに分解できます。
このうち外装部分は、中性洗剤やヘルメットクリーナーを使って汚れをふき取ります。

内装部分は、ヘルメットのタイプによっては着脱できるタイプもあれば、外装と一体化していて取り外せないタイプもあります。
着脱できるタイプの場合は、取り外したうえでネットに入れて洗濯機で洗っても良いですし、手洗いしてもOKです。
洗濯用の洗剤を使って洗うと、気になる汗や皮脂の汚れをしっかり落とせますよ。

内装と外装が一体のタイプは内装を取り外すことができないので、中性洗剤を含ませた布を使って汚れを取り除いてください。
こするように拭くのではなく、布で内装部分を叩くように拭くと、汚れや皮脂を効率的に取り除けます。
頑固な汚れに対しては、ブラシを使ってこするのもアリです。

シールド部分は、中性洗剤を含ませた布で汚れをふき取ると良いですよ。
頑固な汚れや細かい部分に入り込んだ汚れは、中性洗剤を綿棒に含ませたりして工夫してもOKです。
シールドは、バイク走行中にライダーの視界を確保するという大きな役割があります。
汚れを放置すると視界が悪くなり、安全な走行が難しくなってしまいますから、できるだけ頻繁にお手入れしたいものです。

ヘルメットのメンテナンスでは、中性洗剤を使うように心がけてください。
石油系の有機溶剤や、酸性・アルカリ性の家庭用洗剤を使ってしまうと、素材の細かい凹凸の中に化学成分が入り込んでしまい、ひび割れや溶解、変色の原因となってしまいます。

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